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[映画話し EP.1] 宇宙+人 1部 : 惜しいSF映画だ

리형섭 2022. 8. 4. 01:03
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https://youtu.be/DMb5I3cvLw0


こんにちは、ハンブリラです。

 

今日は久しぶりに映画の話です。今年韓国はコロナの危険がほぼなくなって、2年半くらい低迷された映画界が栄えてます。

 

출처 : 파라마운트 / 메가박스

ということで今年素晴らしい映画が公開されましたね。DCのTHE-BATMAN、3年ぶりに一千万観客数を達成したマ・ドンソクの犯罪都市2、アメリカの国宝!永遠のクラス, トム・クルーズのTOP-GUN MARVERICK、カンヌで監督賞を受賞したパク・チャンウクの別れる決心、ソン・ガンホのベイビー・ブローカー、そしてマーベルのドクターストレンジ、ソー:ラブ&サンダーまで。

 

そして、これと共に韓国ビックスリー映画館のチケット値上げまで!ほんま、韓国の映画ファンには完璧な一年じゃないかなと思います。

 

출처 : CJ ENM

実は今年僕が一番期待してる映画が최동훈監督の宇宙人1部なんです!映画の内容が2022年の現在、人間の体に収監された宇宙人を追いかける人々と1391年の高麗末、噂の神剣を手に入れようとする道人たち。内容とみたら、宇宙人と高麗時代をどうやってまとめるのか、これも気になるんですけど、

 

予告編を見たら、ソウルに宇宙船が飛んでるし、宇宙人とロボットが戦ってるし、高麗時代にピストルが出てるし、道術を使ってるし。これ絶対面白そうです!

 

출처 : 케이퍼필름

また、監督はチェ・ドンフン。正直内容だけではちょっとおかしいですけど、監督チェ・ドンフン、名前見たら、疑いなく、これ絶対おもろいと思われますね。

 

韓国映画が好きな方は知ってると思いますけど、今までチェ・ドンフン監督の映画は一回も失敗したことがないです。名実相伴う立派な韓国映画監督の一人です。

 

출처 : 나무위키

2004年 ビッグ・スウィンドルをはじめ、タチャ イカサマ師、 チョン・ウチ 時空道士、 10人の泥棒たち、暗殺まで。その中で、10人の泥棒たちと暗殺は観客数が1200万人を突破した素晴らしい作品です。

 

출처 : 쇼박스

個人的にはビッグ・スウィンドルが一番好きです。これおすすめします。みたことなければ、今すぐNETFLIXではよみてください。傑作です。

 

チェ・ドンフン監督映画の特徴なら、個性があるキャラクターと魅力的なセリフと言えますよね。映画の中の俳優たちの名品演技力、これを見るだけで面白いです。

 

そして、CAPER MOVIEという犯罪映画、韓国ではチェ・ドンフン監督がこのCAPER MOVIEの師匠と言えるくらい、彼が作った犯罪映画は完成度が高いです。監督本人もCAPER MOVIEが結構好きそうです。なぜなら嫁さんと一緒に設立した会社の名前がCAPER FLIMです。

 

とにかく、映画を作ったら、絶対成功した監督が韓国では人気がないSF映画を作ったら、どんな結果が出すのかも面白いポイントです。

 

 

출처 : CJ ENM

長い時間を待ったあげく、2022年7月20日公開されました。公開された2週間の結果は観客数135万人で、大失敗と言えるくらい、反応はそんなよくないです。

 

でも、宇宙人の出演メンバー豪華キャスト!演技力の評判がいい俳優たちです。リュ・ジュンヨル、キム・ウビン、キム・テリ、ソ・ジソブ、ヨム・ジョンア、チョ・ウジン、イ・ハニなど。

 

とくに、キム・ウビンの場合は長いガン闘病を乗り越えて、6年ぶりの復帰する映画なんで、彼にとってもっとも意味がある作品らしいです。

 

宇宙人は1部と2部を同時に撮影してて、1部は2022年、2部は2023年に公開するつもりです。1部の製作費は約34億円くらいが投入されたと言われています。2部まで言うと約70億円!1部の損益分岐点は730万人です。今の勢いでは無理ですね。

 

韓国的な方式でTHE AVENGERSのような映画を作りたかったと言ったことがあるチェ・ドンフン監督。果たして宇宙人はどんな映画だったのか、今から僕の感想を話したいと思います。ネタバレはないので、ご安心ください。正直ネタバレするくらい、印象的なこともないですね。

 

출처 : CJ ENM

とにかく、映画は2時間半くらいなんですけど、見てる時、ずっと時計をちらちらみました。いつ終わるか、ちょっと退屈だったんです。なんかNETFLIXの映画を家ではなく、映画館で見てる感じでした。映画館ではちょっと惜しいクオリティ。

 

まず、映画を見る前にはスタイルがなんかチョン・ウチ 時空道士と似てると思いましたが、全然違う映画でした。でも、宇宙人は過去と現代パートが分かれるんですけど、その二つが水と油みたいに全然合わないと思います。

 

출처 : CJ ENM

また、個人的には道人役のリュ・ジュンヨルについて疑いがあったです。彼の演技がめっちゃ好きやけど、 時代劇と彼が合うかな、なぜなら彼は時代劇をやったことがないです。

 

また、チョン・ウチ 時空道士のカン・ドンウォンがずっとおもいだしたんです。でも、さすがリュ・ジュンヨルはリュ・ジュンヨル、キャラクターとぴったりでした。演技力よかった。

 

출처 : CJ ENM

一方、現代パートでロボット役のキム・ウビンと警察役のソ・ジソブの演技力は僕の好みじゃなかった。考えたら彼たちのキャラクターは魅力がないかもしれません。ま、イケメンですけどね。

 

やっぱりチェ・ドンフン監督の映画はコミックな役がありますね。宇宙人のコミックな役はリュ・ジュンヨルとその仲間たち、重みがある役はキム・ウビンとソ・ジソブだと思いますけど、この二つのキャラクターのやり取りがほぼなかったことはとても惜しいです。

 

출처 : 쇼박스 / CJ ENM

なぜなら、監督の過去作品を見たら、コミックな、軽いキャラクタがあったら、逆に重みがあるキャラクタがあって、映画のバランスがよくなります。

 

例えば、ビッグ・スウィンドルではパク・シニャンがなんかふざける演技をしたら、ペク・ユンシクが重みがある演技してバランスがいい、タチャ イカサマ師ではチョ・スンウ、ユ・ヘジンがふざけたら、ペク・ユンシク, キム・ユンソクの演技が重みを与えて、いいバランスになる, チョン・ウチ 時空道士ではカン・ドンウォンがあったら, 反対キャラクタでキム・ユンソク。

 

こんな感じで雰囲気の中心をとるキャラクタたちのやり取りがあったとしたら、今回の宇宙人はチェ・ドンフン監督のその特徴が全然足りないと思います。

 

セリフも思い出したら、記憶に残るセリフが全然ないです。アクションに全部の力を入れたそうです。

 

출처 : CJ ENM

そして、宇宙人も10人の泥棒たちくらいにさまざまなキャラクタが出るんですけど、映画が2時間半で長いのに、キャラクタの描写が足りないです。ほいで魅力的なキャラクタがあんま見えない

 

これは映画の設定がですね、リュ・ジュンヨルとキム・ウビンまたはキム・ウビンとキム・テリが会う機会がないです。ということは過去の人物と現代の人物が会えるポイントがないんで、キャラクタが集まって、自分の魅力を出せるシーンもないです。なんか一つの映画で二つのエピソードが別々に流れるみたいです。

 

ほいで、問題は過去のシーンと現代のシーンが何度も転換されて、個人的には流れが途切れました。もちろん、映画の内容を考えたら、過去と現代と繋がりがあるから、転換されたとおもいますけど、過去は軽い雰囲気のコメディやったら、現代の雰囲気はとても重くて、途中にこれなんの映画やと思いました。

 

ま、個人的には過去のパートが多かったらよかったと思います。現代よりもっもと面白いです。

それにも関わらず、俳優たちの演技力は抜群です。特にリュ・ジュンヨルの演技は印象的です。なぜか金庸の武侠小説、ろくていきのい しょうほうが思い出すくらい、リュ・ジュンヨルのキャラクター自体はとても魅力的です。

 

そして、この映画のアクション、これも印象的です。過去のパートだけ話したら、これは武侠映画だと言いても過言ではないくらい、アクションシーンがいいと思います。

 

출처 : CJ ENM

僕みたいに武侠小説が好きな方はみんな感じると思いますけど、 特に道人役のリュ・ジュンヨルが扇子を使って道術で戦うのは結構おもろいです。同時に彼のいたずらっ子みたいな演技もよかった。

 

また、高麗時代、道術が飛び交う戦場で急にピストルが出てます。映画ではそれを雷と表現するんですけど、これもおもろいポイント。アンバランスの構成なのに、いい演出で処理しました。

 

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출처 : CJ ENM

そして、ヨム・ジョンア、チョ・ウジンが演じた二人の神仙も結構魅力的なキャラクタだったんですね。お守りを使って戦うこともよかったし、ちょっとコミックなキャラクタなんで、出たらなんかおもろかったんです。でも監督がこのキャラクタの魅力をもっと出してもよかったんじゃないかなと思います。

 

SF映画と武侠的なことのコラボは本当によかったのに、アクションが意外にシンプルなので、惜しい。例えば、宇宙人と道人が戦ってる時、武侠的なアクションではなく、ただピストル撃って、パンチして、剣で戦ってるだけです。ここで華麗なCGを使ったら、もっといいアクションシーンが出たと思います。

 

출처 : CJ ENM

一方、現代パートのアクションシーンは過去よりダサいです。個人的には現代パートはCGだらけやと思います。ソウルで宇宙船が飛んでて、CGの宇宙人とロボットが戦ってるシーンはずっとマブル映画が思い出しました。ほいで意外にウケる。

 

特に宇宙船のドッグファイトがあるんですけど、製作費をここで全部使ったと思うくらい、CGのクオリティはまあまあ、いいんです。

 

でも、さっきまでは過去のパートに道術で戦ってるシーンを見たのに、急に画面が転換され、宇宙船が飛んでるシーンが出ます。ほいで、雰囲気が全然違って、なんか不自然な感じでした。

 

そして、キム・ウビンが変身するロボットはダサい。悪党の宇宙人の見た目も普通なんで、悪党すら魅力が全然ないです。

 

また、現代パートで女の子が出るんですけど、演技力はいいです。でもその子とある人物の繋がりを表現する演出もダサいです。なんかこれ悲しいシーンですよという演出は今の時代にはダサいですね。

 

출처 : CJ ENM

そして、サンダーというロボットがあります。キャラクタ自体はかわいいです。でも声がNGです。声としゃべり方が映画と全然合わない!これも無理な演出だと思います。

 

個人的に惜しいことは1部、2部と分かれますから、1部で世界観とかキャラクタの設定の説明は要りますね。でもそれをただ口で説明します。ほいでつまらないんです。チェ・ドンフン監督なら口ではなく、いろんな表現で面白く説明できたと思いますけど、この部分も惜しいです。

 

最後にこんな映画は主人公が最初は力が弱くて、敵を倒れられない、でもいろんなことを乗り越えて、成長して強くなって、敵を倒れるパータンじゃないですか?

 

출처 : 소니픽처스

例えば、チャウ・シンチーのカンフーハッスルを見ると、しょうもない主人公が実はものすごいポテンシャルがあるという伏線が映画に隠してるし、一連の事件があって、最後にはカンフーの達人になって、敵を倒れるパータン。

 

출처 : CJ ENM

でも、宇宙人はリュ・ジュンヨルが最初から道人に出てるし、キム・テリも戦うのが得意です。もちろん、なぜ得意なのかは映画の中で説明するから納得できるんですけど、

 

リュ・ジュンヨルの場合は最初はそんな強くないです。それにもかかわらず、途中に強くなるための訓練とか、そんな過程が一切ないです。もちろん、試練があるんですけど、それで強くなったという名分が立たない。

 

でも最後には孫悟空みたいになってて、全部勝てるパータン。これでは納得ができないですね。また、こんなコミックな軽いキャラクタは最後には全然笑わず、真面目すぎる。これもダサい。

 

출처 : CJ ENM

とにかく、今までは全部僕の意見です。僕は期待したほど、そんなおもしろくなかったんです。思ったより、子供っぽい映画なんで、がっかりされました。でも一緒に見たうちの彼女は面白いっと言ってて、これは好き嫌いが激しい映画だと思います。

 

最初に言った通り、韓国はSF映画がそんな人気がないので、製作費が高いSF映画を作る挑戦したのは素晴らしいと思います。確かにCGクオリティも悪くないんです。でも映画観る前に、どんな俳優が出るのかも重要なんですけど、どんな監督が作ったのも重要だと思います。それで期待感がどんどん上がりますね。

 

でも、この宇宙人は今まで感じたチェ・ドンフン監督の魅力が全然出ない、ただ製作費が高い、普通のSF映画だと思います。なんかNETFLIXの匂いがします。

 

1部見て、2部は全然みたくないんですけど 、2部でどんな結末で終わるのかも意外に気になりますね。今はちょっとだけ期待しております。確かにリュ・ジュンヨルとキム・テリのキャラクター自体は魅力なんで、2部ではその魅力をもっとも発散してほしいです。そしてもっとも強くて印象的な悪党が出てほしいです。

 

結論は期待しないと意外に面白く見れる映画だ!今年の夏、話題の期待作、宇宙人に興味があったら、今すぐ映画館に行ってください。

 

今日も聞いていただいてありがとうございます。バイバイ。

 

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